詩人:礼宮月過
肩が震える嗚咽が漏れる俯いた顔に水が伝う雨粒が足元を濡らす肩に雨粒が染みる屋上のドアが閉まる音なんでだろうどうしてだろうどうしてこんなにめがいたいんだろうどうしてこんなにかなしいんだろう別に好きになって欲しかった訳じゃなかったなのにどうしてこんなにかなしいんだろう雨粒が頬を伝う水が頬を伝うこの水はきっと雨粒で涙なんかじゃない涙なんかじゃない僕は泣いてなんかないでもそれなら、どうしてこんなにかなしいんだろう