詩人:あんじ
今日は嫌なことがあった。目の前にあった缶を
思いっきり蹴飛ばした。
大好きな場所に
ひとり座り込んで
夕日を眺めながら
遠くをみつめた。。
誰かと一緒にいるよりも
今はひとりっきりで
ココにいることを選んだ。
重い足どりで
家に辿り着いた。
なかから明るい笑い声
「おかえりなさい」
その一言に涙があふれた。
さっきまで涙さえ流さなかったのに。
ひとりで強がってた証は
今こんなに溢れてる。
一人でここまできたわけじゃないよね。
わかってたことなのに。
「おかえりなさい」と声をかけてくれる人がいた。
私の居場所は
ココなんだって
言ってくれたような気持ちになった。