詩人:ayaka
あなたと二人で過ごした時間。
ほんのわずかな時間。
もう一度帰れるなら、どれだけ幸せだろう…
と思う、今という時間。
バスの中、飛行機の中…
あの時間をもう一度って、神様に一生懸命お祈りしてみる。
そんな夢みたいなコト、あるわけないのに…
ずっと一緒に居たい、
一分でも、一秒でもいい…少しでも二人で居たい。
駅のホーム、ただ一人で立ちすくむ。
ちょっとずつ、
ちょっとずつ、
あなたから離れていく…
静かな見知らぬ駅、
どこかで夏の終わりを知らせる花火の音だけが
ただ響きわたっていた…
2005/06/03 (Fri)