詩人:さっち
私、また一歩大人になるために旅立ちます。ありがとう。今まで。 お母さん、つらい時慰めてくれた、あなたの腕のなかはとても温かくて、でも少しだけ、照れくさくて、それでも、あなたの腕は大きかったよ。ありがとね。あなたは私の生きてきた中で一番の理解者でした。 お父さん、あなたの強引さにはいつもすれ違いばかりで、あまりしゃべらなかったけれど、黙っていてもあなたの背中は大きくてたくましかったです。あなたは私の人生の中で電車のレールのような存在でした。 ほんとにありがとう。 私、また一歩大人になるために旅立ちます。二人とも星座になってしまったけど、ちゃんと胸はってみんなに言えるよ。 お父さんとお母さんは 私の最高の恋人だって。