詩人:まとりょ〜鹿
狭い4畳半、口うるさい君が去って行ったあの日から
ずっと泣いた。
ずっと頭が痛かった。
今日はゴミの日、辛くて重たくなった思い出をまとめて捨てなくちゃ...。
白い袋や紙の箱なんかにまとめたモノがやたら部屋を狭くして
なんだか空気がだんだん重たくなった。
白いシックなコンポ
二人で同時にスゴく気に入って大事に使ってたのに去り際、『いらない・いらない』擦り付けあっちゃった
この目覚ましだって、ぬいぐるみだって...
一番のお荷物は君だって思ってたのに。
それほど一緒に過ごしてきたんだね。
捨てるのも苦労したの。
今は何も考えない様にこの部屋で過ごしてるの。
一人だと何も増えたり減ったりしない部屋。
でもあの時と変わらず私の頭は君とのモノだらけでちっとも片づかないの。。。