詩人:魔法のメガネ
今何してるの?
友達と遊んでる時。
仕事している時。
何をしている時でも君の事を考えてしまう…
僕の心の中で君への気持ちを押さえ込む。
辛い。
苦しい。
夜になると涙が溢れ出す。
こんな辛く苦しい想いをするくらいなら君と出会わなかったらよかったんだ…
運命。
僕はそう信じていた。
君もそう思っていたよね?
でもちょっと違ったみたいだ…
君は今新たな一歩を踏み出そうとしている。
僕にもう君を引き止める事はできないのか?
朝、いつも通る交差点で君を見る。
そこにあるのは陰“二つ”
その陰の長さは互いに違う。
が、鏡で写したかのように二つ。
…
「どうか幸せに」と背を向け僕は歩きだす。