詩人：包丁一本

リストカットしようぜ
一度やったらヤミツキだ
お正月にはモチツキだ
死ぬ気があるなら
喉元の太い血管を切れよ
どうせお前は欠陥商品
希望を持って生きたって
死ぬ直前の走馬灯の時
永く生きた分だけ
苦しみが続いただけだと
わかるだろう
さあ今から皆の同情を
引きに行こうぜ
自分は心の病気だと
認めてもらいにいこうぜ
嘘つきも病気なんだと
お前以外は皆知ってたぜ
いい気になって悲観して
不幸に酔いしれて
お前がカットするのは
人生だろ！って
ゲラゲラ笑ってたよ
イジメはやめろだって？
俺のカキコを無視で
返したアンタは何なんだ
無視ってもんが
どんだけ凶悪なイジメか
知らない奴は
正義面してやってんだよ
間違いなくガード不能技
さあリストカット
今すぐしに行こうぜ
死に真似しようぜ
可哀相だと言って貰いに
詩人の部屋に来ようぜ
イジメはやめろと
ほざいてる奴が
リストカットして
自分の体をイジメてるよ
そこに何の説得力が
あるのかわからないけど
俺には全くもって
わかんないんだけど
とりあえず
リストカットでもするか
（笑）