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詩人:ストロベリーシンドローム
ねぇ 貴方
どうしたら良い?
私は知ってしまったの
貴方の罪を 愛する人の罪を
大人にも成りきれない
初々しい蕾たちを
まだまだ何も知らない
可憐な花達を
次から次へと その汚い手で
へし折った・・・
そして貴方は 不適な笑みを
浮かべた
愛らしい蕾は 花達は
健気に耐えた
それでも善人面した悪魔は
何度も何度もその花を
汚いその足で踏みつけた
可憐な花達の大半は風に吹かれ
残りの花達は枯れてしまったの
今 貴方は独り
遠くから私に向けて
不適な笑みを浮かべている
あの可憐な花達に施した
甘き香油を
あの汚れた施しを
今度は私にしようというのですか?
でももう知ってしまったのです
貴方の罪 愛する人の罪を