詩人:猫耳の女
手首を切るなんて子供の遊び お嬢ちゃんやお坊っちゃんがやりそうなこと その執念を生きる方に向ければ 誰もお前をひとりぼっちにはしなかったのに 何もわかってない あんたなんかにはわからないと言う人達ほど人に理解を求めない いつまでも動こうとしない 苦しい場所でこの道は嫌だと駄々をこねて人に迷惑をかける 私は負ける事なく生きてきた 二日間なにも食べられない時もあれば秋から冬にかけて一ヵ月ほど水風呂に入った時もあった 一日一食が当たり前でマクドナルドのハンバーガーしか買えず三ヵ月近くも死ぬ思いで生き抜いた 自分の幸せ加減がわからないあまえを私は持っていない 私には友達も話相手もいないが不幸に思った事はない 私がただ強くなりすぎただけなのか それとも弱い者は所詮弱いままなのか ただ私は最初から強かったとは思わないが☆これは経験の差なのか★