詩人:さらら
儚い夢を飲んだ 真夜中呑む水のよに朝方見た夢のよに虹 架かって消えながらも夢の魚たちの泳ぐ姿はせつなく時に鈍く彩りながら在る雪の夜星となり それは小さくかがやくいつしか星座 創りいつしかそのさすらう時の旅の風の向こう幸福のためにうたいだす幸福のため君たちから去るんだと星座の一つそう かがやき ながらその季節 消えたきっと どこかで幸福のために新たな世界 歩いて旅していく儚い夢は 雪の物語のよにいつしか違う季節迎えるだろう