詩人:星涼 優
新緑の眩しさが私を射す 心の奥を刺す
初夏の風が私を追い込む 心を惑わす
息が苦しくなって
胸が苦しくなって
眩し過ぎて前が見えない
あの日のあなたの後ろ姿
心に残っている
あの日のあなたの言葉が
心を惑わす
寂しさ紛らわそうと
自分にウソをつき
苦し過ぎて前に進めない
もうあなたに会えなくなって
どれくらいたつ?
記憶のなかのあなたは
いつも笑ってる
私は笑えなくなって
心から笑えなくて
作り笑顔で生きている
新緑の美しさに心をうつ
心の奥を映す
初夏の風が私を誘う 心を惑わす
僕がいるじゃないか
僕が待っているよ
優しさに心が動く
さようなら
あなたの影はもういらない
さようなら
もう心なんかいらない
さようなら
あなたのことは忘れよう
さようなら
バイバイ