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詩人:永遠の深海魚
僕はいつも愛でも何でも突き詰めてしまう
ヒトは僕をはじきものにする
でも僕は常に突き詰めていきたいのさ
深く、深く・・・
もちろん深くなればなるほど水圧も強くなる
そんな危険を負ってでも僕は見てみたいのさ
安全な所にいる奴らには決して見えない景色を
深い深い海の奥底には、まるで宇宙のように広がる美しい空間と
赤、青、黄色に鮮やかに光を放つ深海魚がたくさんいるのさ
いっしょにおいで
もっともっと深いところで結ばれよう
誰にも見つからない深い海底で
愛ってのはさ、本当の愛ってのを見たいなら深海の水圧のような激しい圧力が全身を苦しめる危険を覚悟せねばならないんだよ
安全なところで、臆病で潜れない人種には決して見ることの出来ないものなんだよ
そう、僕は深海魚
だから僕は強い水圧にも決して負けない
けど君はつぶれてしまうかもね
だって僕はきっと・・・君がつぶれてしまうほど抱きしめるからさ
もっと。もっと深い所へ・・・。