詩人:braver-s
生きる意味を探しながら 迷い込んだ街で 出会った一人の青年 彼には夢があった 迷いなき魂 でも街行く人々は 「お前を羽ばたかせる羽根などない」 なんて ツバを吐いて 馬鹿にして 周りの人達の、罵声・励まし・批判 それら全て夢をつかむための経験値 青年は歩き出した 「俺には羽根はないが足があるから」 って一握りの勇気と共に 生きる意味を求めながら 入りくんだ海辺で 目が合った一人の少女 彼女は悩んでいた 僕と同じ悩み でも彼女の悩みは 「私を愛してくれる人なんていない」 なんて 自虐的で 悲観的で 自分の心の中の、葛藤・恐れ・優しさ それら全て愛されたいが為の経験値 彼女は口を開いた 「私には人を愛せる心がある」 っていくつもの温もりを信じて 今日出会った二人に教えられた・与えられた 自分の心の中の、迷い・希望・不安 それら全て自分が存在する為の経験値 皆の中の、信頼・励まし・教訓 それも全て生きていく為の経験値 僕は答えに近付いた 「僕は人を愛し励ます為に生きている」 って数少ない優しさと共に