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詩人:悲闇

人々は果てない時間というなの世界で旅をする。いくつかの複雑な人の心が入り組んだ奇妙な空間が広がっている。ちょうど入ってすぐの場所に分岐点のように、分かれ道のようなものがあった。迷う時間さえいらなかった。己の足が勝手に左側の道へ向かっていく。あとの奴はバラバラに分かれていった。同じ左側に来たのは俺と一人の男だった。初めてあったときは、凝視の連続だった。今まで会ったことのない種類の人間だった。…また分かれ道だ。これで何回目だろう。右、左を何回も選び、ここまできた…。…あの男とは、たくさん遊んだ。ふざけあって、泣いた。何でもしあえた。…あの日に戻りたい……最後に会ったのは87回目分岐だった。あいつは何もいわず、黙っていた。何かいいたそうな顔をして…。暗闇に満ちた顔で…苦しみ…悲しみ…少し怒りも感じられた。瞬きした。深呼吸した。…あいつはいない。本当の友達を無くしたくなかった…

2004/10/18 (Mon)
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