詩人:林檎飴
街の裏路地独り屈んで 息耐えだえに叫んで声もかすれる心と躯の呼吸困難眼から哀しみも悔いも憂も愛しさも溢れてそれにしてもアタシこんなに弱かったっけ涙の数だけ強くなれるんじゃなかったっけアタシは弱くない 弱くないでも強くもないわだから気付いて欲しかったの強がりの奥にチラつく弱さにそうよ 闇に溺れて心と躯の呼吸困難手を伸ばしても 空を切るだけ嗚呼…