詩人:テル
どんどこどんどこ電車が走る
色んな町を通過する
君が見た景色はどれだろう
君が僕に話してくれた
遠いあの日の君のこと
君はふとんにくるまって 電車の音を聞いていた
遠い電車のうなりごえ しずかにふとんで聞いていた
その時、きみはしずかにしずかに 電車の音を聞いていた
あの時きみが見ていた景色はどれだろう・・・
これかなぁ あれかな? これかなぁ きっとここかな。・・
その時、きみのこころのひだはどんなふうに震えてた
どんなふうに震えてた
確かに確かに震えてた きみのこころがふるえてた
今はもういない君 天国で幸せに暮らしているだろうか
僕はそれだけが心配だ