詩人:獏
金平糖が一つ金平糖が二つころろん ころろん甘くて 尖った結晶が胸の奥まで転がり込む痛くて甘くて足の先までチリチリする痺れて目が霞む金平糖が三つ金平糖が・・・かららん ころろん澄んだ音たて落ちてくる痛くて甘くて心の中で溶けて指の先まで頭の隅まで甘い甘い甘くてとろけるもうたくさんだよ君の胸から飛んでくる嫉妬という名の金平糖甘くて痛くてしかたないから僕は嘘を重ねてく