詩人:.tomato
あなたの手は誰よりも冷たい
でも
誰よりも 暖かかった
ずっとその手に触れていられたら
何度も何度も
そう思ったんだよ
でも
あたしは離れてしまった
『友達』
なんて素敵な言葉
でも あたしにとっては
残酷すぎるよ
あなたの手に
『恋人』として
触れたかった
ずっと ずっと
触れていたかったよ
でもね
そう思ったら
もう
離すしかなかった
離れるしかなかったんだ
今
やっと『友達』になれたかな
でも
やっぱりあたしの頬を
涙がつたう
それはどうしようも
ないのかもしれない
2005/01/23 (Sun)