詩人:こうさぎましろ
別に君がいなきゃ生きていけないというわけじゃない
ただ、もし
なにかの偶然で隣に来るようなことがあったら
この世界で一番幸せなのは自分じゃないかと錯覚してしまう
晴れない空の下
再生の虹を探した午後
約束とは言えない約束をした
破られて当たり前の約束を
君は健気にも守ってる
君の全てに臆病なワタシは
君に直面したら泣いてしまうかもしれない
目があうと反らすんだよ今日も
怖くて約束破ったのはワタシかな
お互いを自由にしたいために
自由な心のまま
自分を選んで欲しいために
どっちを向いたらいいのか分からなくなっちゃった
どうして?
どうしてなの??
夕陽が鮮やかなのも
星空をみてキレイだと思うのも
キミがどこかにいるからなのに
君が笑ってるってことが
朝になれば日が登り、
夜になれば眠ることとおなじで
なにひとつ特別なことじゃないのに…
どうしてワタシはたまに食欲をなくしたり
笑いをこらえたりするんだろう。