詩人:菜緒
あなたが生まれてきた時、私がどんなに嬉しかったか、あなたは知らないでしょう。いいのです、あなたは知らなくて。 ただ、あなたには幸せになってほしいのです。残り少ないその命に、たくさんの思い出を詰めこんで下さい。 そして、忘れないで下さい。あなたが愛されていたということを。 思い出して下さい。今も愛している、ということを。