詩人:泣く
こんな時間に何のよう?? 沈黙を電話のベルが切り裂いた 退屈な時間がドンドン流れてく 退屈な時間ですら 幸せな時間にするあなたの魔法にとりつかれた眠気は忘れた 自分から電話かけてきたのに君は眠たいとか呟くんだ 怒りたくなるけど 言葉になってくれない 君の声の前では どんな兵器だって無力なんだって 電話を切った後でも頭の中で会話を続けた 思考回路が君で汚染されてる キレイな声に ため息一つ ベルが鳴ってほしいと 白い吐息に載せて 君に送る