詩人:山猫
気分がどん底まで落ち込んだ時は
身体が重い
瞼もいつもより下がり気味で
頬の肉も凍りついている
その癖じっとしていられなくて
ぼーっとしていながらも
部屋の掃除なんかしてる
しなければならないことは
できないでいる
今回は駄目みたいだから
今度は頑張ろう
生まれ変わっても
今のこと覚えてたら
その時はきっとうまくいく
こんなに頑張ったんだから
何も考えてないはずなのに
頭が重い
両手もぎこちなく動いていて
足の裏も縮こまってる
何だかじっとしていられなくて
足を組み替えながら
古い雑誌なんか見てる
しなければならないことに
気付かないでいる
今回は駄目みたいだから
今度は頑張ろう
みんな終わっても
今日のこと覚えてたら
その時はきっとうまくいく
その時はきっとうまくいく
こんなに頑張ったんだから