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[422] ヒビの間から

詩人:キララ

いつからか必要以上に気を使うよーになって大好きな友達に見離されるんが恐くてすがるように優しくしてた
昼休憩の会話が恐くて目をそむけて逃げてたから逃げて逃げてこんな遠くに来た
新しい世界で広がる希望や幸福もあったけれど失ったものも多いことに気付かず遠くで私は笑ってた
弱くてビビッてばっかの気使いの私のハートのヒビの間から悲しくて痛い音が聞こえる
耳から痛みと辛さと情けなさが染みてきて今私は…
ただ目をつむって丸くなった
失ったものがヒビの間から聞こえてヒビの中に入っていくよ

2003/01/04 (Sat)
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