詩人:優心
君を知ったあの日から
君を忘れた日なんてなかったよ
毎日一晩中…私の頭には君しかなくて
君のふとした言葉や行動に傷つき
振り回されるのはもううんざり
何度も離れること考えたの
胸が痛くて苦しくて
だけど君は相変わらずで
私が消えそうになっても
君は何も変わることなかったね
大きく構えたその態度が私の心を掴んでた
君は私を
それ程までに必要としていないでしょう?
そう言い残し私は君の元を去りました
晴れた夜の空に
小さく光る星を見つめながら
新しい道を歩もうと
それなのに…
なのになぜ君は私を追いかけたの…
もう遅いよ…
少ししか離れていないと
安心した顔を見せないで
君が追いかけてくるのが早かっただけ
私はいつもの歩幅で歩いていたよ
そう…強いて言えば時々立ち止まっただけ…
離れることやっと出来たのはこんな遅くだったのに…
また同じ傷を負うかも知れないとわかっていながら
やっぱり傍に居ようなんて
数秒で決めた私
私が君を愛してる心…
大きさも深さも君は全てを知っていて
惑わさないで…
違う…
君は不器用なだけ
人より少し恥ずかしがり屋だから…
そうやって…
いつもいつも私は騙されてゆくの…
君のその…
消去など出来ない優しさに
傷つけるなら傷つければいいよ
もう恐がらない
君にならぼろぼろにされてもいいよ
それだけ愛してる
この心も
すでに消去出来ない