詩人:魅那
父ちゃん?
虫の息の父に
呼びかける…
私の声に
反応する父
頭を上げて
何か言おうとしてるそして父の目から
涙が流れた
今にも途絶えそうな 息…
私の声は
解るのね…
父ちゃん
痩せて
小さくなった
そんな父を見ながら
楽になって欲しい と言う思い
死なないで
欲しい
頑張って欲しいと
言う思いが
脳裏を
交差する
差し伸べた手の
暖かさに
涙か溢れた。
お父ちゃん…
危篤になって
5日後
眠る様に
天国へ
良く頑張ったね
お疲れ様。
父の
亡骸に
顔を埋めて泣いた
不思議ね
もう居ないけど
いつも
父を感じる。
優しい気持ちに
なるの…
そして
いつも
想い浮かぶのは
大きな父と
幼き私