詩人:沁漉
人は淋しささえ 覚えて ただ言葉だけ… もぅ笑えないよ。 あんなにも君を苦しめたのに… 。 別れてもどしゃぶりの雨の中今でもまだ待っているよ
いつかはきてくれるとそぅ信じてた。 もぅわかったよ。 このまま来ないのなら 今までの言葉 すべて忘れてあげる。 あの時の「もぅ会えない」だなんてまさか本気だったの? いつもの冗談と強がりじゃなくて 確かに聞こえた。 まだ降り続く雨は まるで 僕の気持ちのようで…。 この運命が僕の描いた本ならよかったのに… 君の声が聴きたくて 君の指に触れたくて…。 君との思い出が今にも こぼれて下を見ても水溜まりに君の苦しそうな顔が…。すべてに 縛られた ままで君も夢も崩れてゆく こんなに苦しいのはなぜ?君に会いたい。こんなに思いはつのるのに なぜ?君は夢の中でしかきてくれないの? 僕だって 本当はわかってたよ。 もぅ二度とこの場所に君はこない事…。