詩人:霧緋
返って来ないと知ってるのに何度も何度も呼び掛けた君が笑っていつものように話してくれそうな気がして閉じた口から何か言いたそうに小さく漏れた吐息開いたままの瞳は何か伝えようと視線を僕に置いたまま外の風は冷た過ぎるから君の体はだんだん冷たくなった帰ろう帰ろう一緒に帰ろういつものように手を繋いで帰ろう帰ろうお家に帰ろういつものように手を繋いで