詩人:風端
よく晴れた日私は目を瞑って空になりただただ広がってゆく自分を眺めるとても遠くに見える人影が自分だと気づくまで(たぶん、世界から削り取られる前、私は空でした)思い出一つで一つの雲になり子供の青空は曇天雨も降るかもしれない(ただただ、懐かしくて)あらゆる屋根は邪魔だけど屋根が無ければ人間で居られる自信が無い