詩人:カクレクマノミ
ころころ転がって落ちた痛みなんてなくってでもどこか痛いような気がして池に落ちた底なんて見えなくってどんどん下に落ちていって無の回想と根源嘘でできた平静安堵の虚勢水族館のお客はきれいなサカナを見に来てきれいなサカナはお客を楽しませ天井の酸素たちを見上げる知ってか知らずかその他のサカナ勘違いの目誇大な妄想思い出すと少し笑える滑稽の挙動よ情緒の揺れよもっと静かにしておくれ明日も早いんだ