詩人:夢広場
出会いは
そう・・
まだ恋という言葉を知らない頃
早すぎる出逢い
幼い胸の高鳴りに
戸惑いあふるる
不器用な照れ隠し
素直さを隠す強がり
すれ違いへ導く道しるべ
過去は修正できない人生行路
私は振り向きながら歩いてきたこの道
あなたは前を向きながら歩いてきたあなたの道
なぜ、あなたは今ごろになって振り返る
私がやっと前を向いたその後に
二人の道は
平行線
行けども行けども交わることなく進む
繋がっているように思えた
赤い糸
絡んだだけならいっそ
結んでしまえばよかったのに
2004/09/10 (Fri)