詩人:優羽
真っ白な部屋に不釣り合いな
鈍く光る鎖を貴方に
貴方に付けて自由を奪う
それはまさに狂気。
貴方の眼差しも体も声も
全て私のモノ...
愛されなくていい。
(もう、誰にも触れられないのだから)
罵倒してくれていい。
(もう、誰にも聞こえないから)
無機質なガラス玉でいい。
(もう、誰も映さないのだから)
そう、
私以外に貴方に触れる人は居ない
そんな風に出来たら
最高に幸福で最高に罪深い...
でも、この狂った愛情で
貴方を壊したくないから
今日も私は包み込むつもりで
貴方をアイシテル。