詩人:リコ
疾走バッファロー鼻息荒くグレイの角は逞しく擦れ違う時眼を合わせられなかった虚栄心が邪魔をして砂埃の中あまりに彼が眩しくて黒いレコードから飛び出したヒーローもうナイフは閉まってくれないかこのままこの道真ん中で倒れてしまいそうで抱かれて気絶する様だオアシス探さずともイカれたコンポが第一の水を放ちそれを飲み干し立ち上がりあのバッファローの足跡見送り僕は足跡の無い足場の悪い道を選んで