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詩人:鴻
深闇の中
音も無く
“静寂ノ中”
縮こまって
座り込んで
聞こえてきたのは
“泣キ声…―”
杓り泣きをする
“ヒトリ…―”
想像の世界で
僕ハ
アの日ノまま
後悔デ…―
“『Flash Back』”
毎ニ…―
何度モ
何度モ
謝るように
嘆くように
自分自身ヲ…―
“『『殺シタ』』”
青空に入道雲
木葉に風
木陰に落葉
太陽に天気雨
水溜まりに涙雨
自分の心に
陰射して
曇り後 雨
雨雲 雷雨
光を遮った
漆黒のCurtain
開けるのは自分なのに
自分自身が邪魔をする....
涙が出るのは
思うから
何かを
思ウカラ…―
何モ
出来ナカッタ…―
声スラ
届カナカッタ…―
どうして
光ヨリモ早ク
寂シサヨリ強ク
気ヅケナカッタ…
抱キ締メ ラレナカッタ…
後悔ガ
“責メル…―”
Curtainの正体は
あの人に
何も
出来なかった…―
“『『無力感』』”
そンなだカら…―
瞳ノ色
心ノ色ハ…―
“『THE DARK COLOR』”