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詩人:ふくざわゆいと
あなたが負った 胸の傷
抱えている痛みの大きさや
一人 笑顔を失くした姿に
なんて 声をかけたらいいのか
ボクには まだ分からないから
余計なお世話かもしれないけど
こんなボクに出来ること
あなたは 嫌がるかもしれないし
望んでいないのかもしれない
だけど もしも 許されるのなら
ボクは 優しく
そっと 包み込んであげたい
「大丈夫だよ」「良く頑張ったね」
「もう独りじゃないよ」
「泣きたいときは 泣いてもいいんだよ」
どんな言葉も ただ並べたり
文字にして送る そんなんじゃなくて
直接 あなたに届けたいんだ
だから もしも許されるのなら
ボクは 朝まで
ぎゅっと 抱きしめてあげたい
言葉の中に隠された
見えない 想いや温もりを
直接 あなたに伝えたいから