詩人:どるとる
ほら、はじまってる
君が生まれたその日から止まらない時の流れが波打ちながら動いてる
限りなく明日へ続くまるでひとつの物語のような日々が君に語りかけている
しゃがんで見ている世界と
立ち上がって見た世界は違うんだ
目線を変えてごらん
悲しくなったときや
終わりにしたいときは
視点を変えればきっとわかる
限りなく明日は先へ流れ行くために続く
だから 生きたくないならばリタイアしたっていい だけれどもう一度考えてごらん
果たしてその選択は正しいのかどうか
ただ明日は限りなく続くよ 生きている人のためだけに続くよ
死んだら何も見えないよ
喜びや幸せさえも
だからたったひとつの理由のために生きていたっていいんじゃないかな
僕はそう思うから
生きている
どんなに悲しくたって
どんなに切なくたって
どんなに苦しくたって
生きがいってひとつだけあればじゅうぶんだと思うから
それを灯りに僕は明日へ続く物語続けてゆく 時に悲しく開くページをめくって
どうせ続くのなら
終わりの終わりまで
僕は行く
明日へ続く物語。