詩人:さみだれ
優しさのない
この心は誰のために
役に立たない
この身は何のために
怒らせて
傷つけて
殺した
この心はどうしてあるの?
この身はいつまであるの?
君は嫌いだっただろう
優しさのない、この心
君は好きじゃなかった
鋭く尖った、この手
逃げても
突き放しても
殺されても
この心はあり続けるのかな
生きている意味がわからない人を叱りつける
本当は死にたい僕の心が
死ぬことを論じた
優しさのない、この心は
生きていることを素晴らしいと言った
役に立たない、この身は
本当は死にたがってる
いつだって死にたがってる
この心は