詩人:右色
君が聞くから僕は答えた「分からない」と僕は僕の知る限りもっとも正直な答えだった僕の「分からない」はたぶん君が考えるよりずっと密度がある知っていることそんな砂粒を城にして作って壊す作っては壊す繰り返しの果てにやっぱり城は砂に戻っていてどうやって城を作ったのか分からなくなる簡単に言えばつまりそういうこと僕は分からないんだ