詩人:理恵
彼は筆を止めた見上げた塀の上には猫が一匹つまらなそうに歩いてる彼はうつつに夢を見て描き続ける意味を考えた全てが彼次第の世界で勇者は勇敢に戦った手にした秘宝は勇者の願いを叶えて砕け散った破片は砂に埋もれたまま数百年が経ってもう、その存在すら誰も知らない物語の終わりに勇者の笑顔すらなくて誰も見向きもしないまま日常は流れてくH28.1.6