詩人:清彦
オシャレが好きだなんてさ
高い服に憧れてる君を見て僕は
みっともない、なんて言ったんだろうね
とっくに黒い夜に飲み込まれたよ
あの時の幸せな気持ちなんか
どんなに苦しんだとしたって
僕は僕をやめるわけには
いかなかったんだ
走馬灯
嘘、虚構、幻
そうかつまり‥‥
やられたってわけだ
嫌な予感ってのは知ってても
信じたくないものだね
わかってて傷ついたんだきっと
これは罰なんだ
だって、ちゃんと7つ揃ってるよ
おかしくて仕方ない
神様は関係ないはずなのに
こんな時に限って僕は
皮肉の為に無駄に時間を費やす
バカけてるよ
君も僕もこの空も言葉も
軽々しい気持ちなんてのは
雲の如く実態は全く無くて
せめて雨みたいに
落ちて流れて消え去ってくれれば
誰も傷なんか残さずに
青空みたいに綺麗さっぱり
明日を歩いていけたというのに