詩人:空白
同じ白なのに気づいてしまう慎重に綺麗に消してくれたのに気づいてしまう一度一瞬一点の違和感透けない白に透けた色指で触れて想起する青いペンを取ろうとして気づかずに黒いマッキーで指を汚した掠れた指紋を前にして存在を問う自分自身の消したくないと思うかどうかを