詩人:清彦
憧れたのはあの太陽の花
美しすぎて笑えてくるんだ
どうして風は吹くのかな
こんな時に限って揺れる姿が
僕にはさよならしてるように
見えたんだよ
あの制服姿のわんぱく娘は
走馬灯なんだって、笑わせてくれる
もっともっと恐ろしいね
だってあの人と僕には
愛してるしか無かったんだ
愛してる以外は何も無かったんだよ
流れる血は温かいんだね
命の証だから、知っていたさ
全て終わらせてくれる方が
きっともしかしたら
楽だったのかもしれない
思い返して"幸せだった"なんて
決して言えない
そんな軽い言葉じゃ終われないよ
さっきまでは青空だったはずの空
いつの間にか夜の影に飲まれて
咲いていたのは勿忘草
いつまでも、愛してます
だって運命なんでしょ?
幸せなんて望まないさ
貴女が傍にいてくれるなら
そこが地獄だって構わないんだよ