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[35716] 漱氓スとえ君がいなくても漱

詩人:沁漉

君の笑った表情… 君の泣顔…。 全部好きだった。 けれどもぅ君はいない。 僕を置き去りにして 天国へ行った…。 君がいないと部屋が広く 感じる…。気のせい?? 君が最後に残した言葉…。『私の分まで生きて』。 君の分まで笑って、 君の分まで泣いて 君の分まで生きてあげなきゃ。 君との最後の夜…。 強がりな君が震えてた。君の瞳に僕はいなくて…。 優しく髪をなぜる風… 二度と君には届かないの? 君は花束に囲まれ、箱に 入っていた。 冷えた体…綺麗な顔…切なくて…。 まるで君は人形みたいに 白かった。 もぅ二度と会えないの? もぅ二度と君の声聞けないの? 約束していた指輪…君の冷たい指に飾った。 できる事なら夢であってほしい。何度も願った夜…。悲しくて…。 もぅ君の顔、写真の中でしか見れないけど、君を背にして明日もまた君の為に生きるよ。 たとえ景色が見えなくてもたとえ君が生きていなくても、僕の心の中ではまだ君が笑っている。

2005/05/29 (Sun)
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