詩人:ハoィンロ
熟した実が枝から地面へ落ちるように…
昔昔に愛し合った2人
風を切って走るオトンに
オカンは恋をした
他に何も見えなくて
一緒に居るのが幸せで
今
何十年もの歳月が
馴れ合いだけにしてしまったんだろう
酒がオトンを変えた
喧嘩は絶えず
いがみ合い
窶れるオカン
助けることができなくて
ただ子供のように泣くだけしか出来なかった日々
離婚の話はつい最近
耐えることに疲れたオカン
今までの家族の思い出が
本当に思い出になってしまうんだ
同じ屋根の下
みんなで笑い合えた日々が
本当の幸せだったんだろう