詩人:まとりょ〜鹿
別に三畳間でも四畳半でもいい。布団は薄っぺらな一組でも構わない。でも鍵は2つ欲しい。テーブルなんかも欲しくない。段ボールで充分。テレビなんかも要らない。私が沢山笑わせてあげる。寒い日は2人でぴったり寄り添って暑い日は私の故郷の怪談話をしてあげる。料理だって沢山レパートリーを増やすわ。掃除だって頑張って綺麗にする。嫌われないように、身なりは何時でもキチンとするわ。だから毎日貴方におかえりを言わせて。