詩人:みどり
声にならない想い
理由(わけ)も分からない不安
ぶつける先のない怒り
誰にも見せることのない涙
作り笑いの日々
居場所のない自分
生きてくことを問う
少年少女
自分ってなに?
人生ってなに?
僕の価値は?
私は必要なの?
まずい酒を飲んで
苦い煙草を吸って
手首をきって
身体を売って
薬に溺れて
だって彼等の居場所は夜(ここ)だけだった
オマエラハ、愚図ダ
そんなこと自分が一番思ってる
私のしてきたことが
生い立ちゆえの
環境ゆえの
仕方のない、やってしまっても当たり前のことだったなんて思わない
ただ同じようにこんなことに関わらなくてすんだことを当たり前と思ってほしくない