詩人:あいる
雨上がりの散歩道
長いスカートを引きずって歩く君
裾が汚れていく
どんどん染みていくけど
みてくれなんか
気にもとめていない様子
どーしたボクは
かっこわりーなぁ
下向いてばっかじゃないか
君が気になって仕方がないんだよ
せめて
青空が移っている
水溜まりの青がスカートに
ついちゃえばいいのにと
君の足跡をなぞる
青いスカートを引きずって歩く君
君の隣を歩くボク
ボクは青空を見下ろしてる
青空と歩幅を合わせる
揺れるスカートが
夏が近いわ。
と教えてくれた
ボクは
何色に染めあがろうか
君となら快晴