詩人:鴻
閉じ籠もってる人は
結構 居ると思う
だけど
空っぽの人は
そうそう 居ない
強がったり
意地はったり
変な逃げ方して
『御前ニ何ガ分カル』
『誰モ 分カラナイ』
それハ無シダ…―
分かる気はある
解る気はない
その説明が出来るのは
あんただけ
その お話を聞いて
その 心境を察して
思った事を…―
“応エルダケ”
唯 期待はしないで
唯 欲は捨てて
それは
個人の考えであって
共感出来るかは
相手による
裏切られたり
食い違ったり
だけど…―
もし 理解出来たなら
もし 泣いて くれたなら
空っぽなトコから…―
“出テコレル...”
そりゃ
そういう相手を見つける事簡単じゃない
“信頼デキル 相手”
親友とか
恋人とか
何人も
居るワケじゃない
話合うなーって
好きだなーって
思えたなら
強がったり
意地はったり
変な逃げ方しないで
自分ノ蓋開ケテ
誰かに見せて
偶には
心ン中…―
“『解消』”