詩人:どるとる
誰にも言えない悲しみだから
誰にも言わないままでいるよ
誰にも言えない悲しみだから
誰にも言えない悲しみならば
打ち明けられる誰かを探せと
誰かの声が聞こえてきたんだよ
誰にも言えない悲しみだけど
誰にも言えなかったはずなのに
はじめて言える人を見つけたよ
それが僕には君だったんだね
これってもしかして世にいう愛なのかって思ったのさ
誰にも言えないけれど
誰にも言いたくないけれど
君にだけは言えてしまう
だから 僕も君の悲しみを打ち明けられる人になりたいものだ
悲しみを打ち明けあい愛し合える
そんな二人になりたい
僕らが目指す未来の形
今、悲しみは形を変えて期待というものに変わった
かなしみのうた
君にだけ 唄おう
君にはなぜだか
躊躇わず言えるから
かなしみのうた
迷わないで 唄う。