詩人:kana.
独りを感じる教室
周りはいつだってモノクロ
人の話し声さえも
メロディーのない曲のよう
ありきたりの毎日
居心地の悪い 僕の席
そんな時 僕の世界を
君がカラフルにしたんだ
高鳴る鼓動が
バレないように
そっと 胸を押さえてみた
それでも 君のことを
見つめるたびに
体があつくなる
真っ青な空を見上げ
暑い日差し 浴びる
瞼には いつも 君の笑顔
少し頬を染めて歩く
僕の胸を苦しくするのは
いつだって 君だけ
切なくなる この想い
こんなに辛くなるのはナゼ?
いったい この気持ちは
君へのどんな想いだろう
進みたくて 進めなくて
君の後ろ姿ばかり見ている
この想い どうすれば
君に気づいてもらえるのかな?
素直になれずに
言葉をにごし
伝えられずに
歯がゆくなって
どうしたら 僕は
君の瞳に映ることができるかな?
オレンジに染まる街並み
横目で見ながら
君の笑顔を胸に思う
少し足早に歩く
君の待つ公園へ
最高のプレゼントを持って