詩人:まとりょ〜鹿
一時でも遅れる事なく
また暑い日差しの中を歩き続けてゆける。
君のうちまであと10分。
こんなにも時間が早く感じてしまうのも嫌だな。
僕はゆっくりと時間をかけて
君を箱から出してあげたいから。
君のうちまであと5分。
君のまっさらで無垢な心に
僕が沢山の楽しい落書きをしてゆけたらいいな。
君のうちまであと1分。
どうしょうもなく
また僕は比べてしまうんだな。
うん、もちろん
君と過ごせる今の方が全然素敵な事。
君のうちまであと一歩。
やっぱりまだまだ君に会えば
鼓動が激しく響き渡るんだよ。
君の手を握りしめるまであと…
いや、まだまだ緊張します。